クレジットカード現金化の換金率は98%?業者の裏から真実を探る

クレジットカード現金化の換金率は98%?業者の裏から真実を探る

クレジットカード現金化業者には換金率という制度があります。

換金率は80%や90%で表される、受け取れる現金の量に直結する割合です。

(受け取れる現金)={(カード決済金額)×(換金率)}-(手数料等)

クレジットカード現金化の換金率の相場は70%~85%です。この記事では、換金率がどのように決まっているのか、90%以上の表記は本当に可能なのかを検証しています。

ぜひ参考にしてください。

1:クレジットカード現金化の換金率とは

換金率とは

「現金化業者のサイトを見たけど、換金率って何だろう?」

普通、カードローンや消費者金融で借金をする場合は、借りた金額に金利を上乗せした金額で返します。

しかし、クレジットカード現金化は貸金業ではないので、金利というものが存在しません。その代わりに存在するのが「換金率」というものです。

クレジットカード現金化で受け取れる金額は、利用したショッピング枠の金額に換金率を掛けた値になります。

(受け取れる現金)={(カード決済金額)×(換金率)}-(※手数料等)

例)換金率80%の業者で1万円決済した場合に受け取れる現金

10,000円 × 0.8 =8,000円

クレジットカード現金化を利用した場合、普通にショッピング枠を使って買い物をした時と同じように、1ヵ月後のカード支払日に、使ったショッピング枠分をカード会社に支払います。

実質、8000円借りて1ヶ月後に10,000円返済するのと同じですね。

クレジットカード会社によっては、この換金率以外にも、振込手数料や決済手数料、消費税が引かれる業者もあります。事前に「換金率を掛けた値が振り込まれるのか」「その他の手数料や消費税がかからないのか」を確認しておきましょう。

2:クレジットカード現金化の換金率の相場は70%台

「だいたい換金率はどれくらいなの?」

実は、クレジットカード現金化の換金率相場は70%~85%です。

これを聞くと「サイトには換金率95%と書いてた」と思う人もいるでしょう。

しかし、換金率は70%~85%で間違いありません。クレジットカード現金化業者のサイトに書いてある換金率は全て最大表記なのです。

これを明確に記載している業者もあれば書いていない業者も存在するため、初心者の多くははこの最大換金率で利用できると勘違いしてしまいがちです。

表記の換金率から70%に下がる過程は大きく2つあります。

  • 利用状況によって換金率が変動する
  • 手数料が引かれて実質的な換金率が下がる

それぞれのケースについて、具体例を用いながら見ていきましょう。

2-1:換金率が変動する3つの要因

実はクレジットカード現金化の換金率は、様々な条件で変動します。

  • 利用金額
  • 利用回数
  • クレカの種類

①利用金額

クレジットカード現金化の換金率は、現金化する金額によって変動します。

基本的に1万円~10万円ほどの少額利用の場合は換金率が低く、100万円以上の高額利用であるほど換金率は高くなります。

例)利用金額が1万円なので換金率は80%ではなく70%です。

②利用回数

クレジットカード現金化の換金率は、初回利用の場合は低いです。

理由は分かりませんが、信用的なところが関係しているのかとは思います。

利用回数を重ねて、常連になればなるほど換金率が上がっていく業者も少なくありません。

例)初回の利用なので換金率は75%です。

③クレジットカードの種類

換金率は、カードのブランドによっても変わってきます。

ブランドと言うのは「JCB」「VISA」「アメックス」などのことです。ブランドによって換金率が変わる理由は、決済手数料が関係していると予想されます。

決済手数料というのは、現金化業者がカード会社に支払う手数料のことです。

例えば、あなたが飲食店で1,000円分クレジットカードを利用したとしましょう。この際、飲食店はカード会社に対して決済手数料を支払う必要があるのです。手数料を5%とすると、50円(1,000×0.05=50)をカード会社に支払っていることになります。

この決済手数料がブランドによって異なるため、クレジットカード現金化業者の換金率はカードのブランドによって変動します。

2-2:換金率が下がる3つのよくあるパターン

「換金率は95%で変動しないと業者に言われたのですが…」

換金率が変動しない場合は、手数料等が引かれて実質的に換金率が下がります。換金率が95%でも、別途手数料で20%引かれた場合は、換金率は実質75%ですよね。

よくある換金率が下がる原因は次の通りです。

  • 振込手数料
  • 決済手数料
  • 消費税

①振込手数料

クレジットカード現金化業者が現金をあなたの口座に振り込む場合、銀行に対して振込手数料(50円~400円ほど)を支払う必要があります。これを換金率に含めていない場合は換金率が下がる可能性があるので注意しましょう。

例)換金率90%で別途振込手数料400円が引かれた場合(利用は1万円)

{10,000×0.9 }- 400円 =  8,600円 (実質86%)

②決済手数料

換金率がカードのブランドによって変動するのと同じです。

現金化業者がカード会社に対して支払っている決済手数料が換金率に含まれておらず、別途引かれた場合は大幅に振込金額が変わってしまいます。

例)換金率90%で別途決済手数料5%が引かれた場合(利用は1万円)

{10,000×0.9}- {10,000×0.05}= 8500円(実質85%)

③消費税

換金率が税抜きの金額に対して設定されいる場合があるので注意です。

少し難しいですが支払金額が消費税ぶん増えることで、実際の換金率が変わることがあります。

{10,000×0.9}=9,000円(支払われる現金)

{10,000×1.08}= 10,800円 (カード決済した金額)

9,000÷10,800=0.83 (実質83%)

3:クレジットカード現金化業者で換金率90%以上は不可能

クレジットカード現金化業者を利用する場合、換金率90%以上は絶対に不可能だと言えます。。

なぜなら、現金化業者がカード会社(決済代行会社)に支払う手数料が8%~10%だからです。

単純に計算しただけで分かりますが、業者が10,000円を90%で現金化して、残りの10%を手数料に支払うと業者は1円も儲かりません。クレジットカード現金化業者はボランティアではないので儲けがでないと営業を続けることはできません。

すこし分かりにくいかもしれないので、現金化のお金の流れを図で見てみましょう。

クレジットカード現金化の仕組み

モデルでは、換金率80%の業者で1万円のクレジットカード現金化サービスを利用しています。

流れ①:あなが現金化業者で決済した1万円は「現金化業者」⇒「決済代行会社」⇒「カード会社」と進みます。決済代行会社を仲介することで、現金化がバレないようになるのです。

流れ②:あなたは現金化業者から換金率80%に応じた8,000円を受け取ります。そして1万円との差額である2,000円がとりあえず現金化業者の手元に残ります。

流れ③:次に「現金化業者」は「決済代行会社」に手数料を支払います。カード会社の手数料よりも決済代行会社の手数料が高くないと決済代行会社が儲からないので、手数料は約10%と高額です。儲けた2,000円から1,000円を支払います。

流れ④:「決済代行会社」は「カード会社」に対して通常の決済手数料を支払います。

流れ⑤:1ヶ月後、あなたは「カード会社」に対して10,000円を支払います。

結論、決済代行会社に支払う手数料があなたのカード決済金額に対して8%~10%かかってくるため、現金化業者が換金率90%以上にすると絶対に赤字になってしまうのです。

これは、利用金額が少額でも100万円以上の高額でも同じなので、どんなに優良なクレジットカード現金化業者でも換金率は80%台後半が限界であると言えるでしょう。

4:クレジットカード現金化業者の換金率は低いの?

「換金率が98%じゃななら業者は使わない方が良いの?」

そんなことはありません。全然現金化業者を使ってOKです。

クレジットカード現金化業者と比べられがちなのが、自分で行うクレジットカード現金化ですよね。

自分でする現金化とは、換金率の高い商品を自分で購入し、その商品の買取を行っている店舗に持ち込み買取してもらうことで現金を手に入れます。

この自分でする現金化と、業者を使う現金化を比べてみると…

  • 換金率は大差ない
  • 利便性は業者の方が勝る
  • バレにくさは業者の方が勝る
クレジットカード現金化業者 自分で商品を売買して現金化
換金率相場 70%~85% 65%~87%
利便性 ネット・電話で完結 場合によっては移動が必須
カード利用停止の可能性 普通 高い

総合的に見ると現金化業者の方が勝っていると考えられます。

では、それぞれの項目を詳しく見ていきましょう。

4-1:換金率は大差ない

現金化業者の換金率が95%ないうことは無かったのですが、実際は高くても80%台後半でした。

これを、自分で現金化するときに利用される商品の換金率と比較してみましょう。

自分で現金化するときに利用を推奨される商品は次のどれかです。

  • 電子ギフト券
  • ブランド品
  • 家電製品

※換金率は2019年9月現在の当サイト調べ

参考:大黒屋買取ボブなど

①電子ギフト券(75%~87%)

近年人気のamazonギフト券はここ数ヶ月で相場が大きく下がり、最高87%での買取となっていました。Amazonギフト券ならネットで購入できるので、自分で現金化する場合はamazonギフト券一択といえます。

②ブランド品(70%~87%)

ブランド品の中でも、ルイヴィトンのバックは最高87%で買取していました。ブランド品を利用する場合は、購入から販売を含めて半日はかかるでしょう。

③家電製品(65%~80%)

人気のアップル製品や、スマートフォンを換金しても最高80%程でした。こちらも店頭に伺う必要があるので、半日は必要だと言えるでしょう。

クレジットカード現金化業者 自分で商品を売買して現金化
換金率相場 70%~85% 65%~87%

具体的な換金率を見てみても、大きな差はありませんでした。手間がかかっても良いから少しでも高い換金率で現金化したいひとは、「amazonギフト券」をクレジットカードで購入して「買取ボブ」などに買い取ってもらうと良いでしょう。

4-2:利便性は業者の方が勝る

自分で現金化する場合は次のような手間が発生します。

  • 自分で商品を探して購入する手間
  • 困っても聞く人がいないという不安
  • 場合によっては移動費もかかってしまう無駄

特に「困っても聞く人がいない」というのは、初心者にとってはかなり不安でしょう。よく聞く失敗としては、クレジットカードで購入した商品が買取不可能で、「だだショッピングした人」になってしまうというケースがあります。

総じて言えることは、初心者はクレジットカード現金化業者を利用した方が、分からないことは全部聞けて安心できるということです。

クレジットカード現金化業者 自分で商品を売買して現金化
利便性 ネット・電話で完結 場合によっては移動が必須

4-3:バレにくさは業者の方が勝る

クレジットカード現金化は、最悪の場合カード会員から強制解約になるというリスクを負っています。

そこで重要になっているのは「バレにくいかどうか」という点です。

結論、業者を使った方が比較的バレにくいといえます。

自分で現金化するのと、業者を利用する場合では、「決済代行会社」の有無という1つだけ大きな違いがあるのです。3章で図を使って説明しましたが、業者を利用する場合はカード会社に直接利用情報が届きません。現金化業者と決済代行会社がうまくごまかしているからです。

よって、安全な業者を利用すると、現金化がバレる可能性は比較的少なくなります。

クレジットカード現金化業者 自分で商品を売買して現金化
カード利用停止の可能性 普通 高い

5:当サイト厳選のクレジットカード現金化業者5選

「業者は沢山あるみたいだけど、利用するならどこがいいですか?」

クレジットカード現金化業者について上記のような質問はかなり多いですね。

この記事を読んでいる人はもうわかるかもしれませんが、絶対にサイトに書いてある換金率だけで選んではいけません。必ず本当の換金率を確認してから利用するようにしましょう。

その際は1社だけに絞るのではなく、複数の業者の換金率を比較して選ぶことをオススメしています

当サイトが厳選した業者を5つ紹介しておくので、参考にして選んでみてください。

それでは5つの業者をオススメする順に詳しく見ていきましょう。

5-1:ナンバーワンクレジット

ナンバーワンクレジット

☆☆☆☆☆

ナンバーワンクレジットは間違いなく安心して利用できるクレジットカード現金化業者です。名前の通り業界No.1を掲げるだけの実績はあります。換金率、安心感、スピード総合的に見て選べばナンバーワンクレジットでしょう。

換金率 振込速度 安心感 営業時間 定休日
最大98.8% 最短5分 24時間

(電話は9:00~23:00)

年中無休

ナンバーワンクレジット

※換金率は利用金額等によって変動するので自分の換金率を問い合わせましょう。

5-2:あんしんクレジット

あんしんクレジット

☆☆☆☆☆

あんしんクレジットは換金率に定評があるクレジットカード現金化業者です。定期的に換金率5%アップのキャンペーンを行っており、お得に現金化できます。

さらに申し込み時に必要な情報が少なく、急いで現金が欲しい人に適していると言えるでしょう。

換金率 振込速度 安心感 営業時間 定休日
最大98.8% 最短10分 24時間

(電話は9:00~20:00)

年中無休

あんしんクレジットを見る

5-3:おひさまクレジット

おひさまクレジット

☆☆☆☆☆

おひさまクレジットは創業12年の老舗クレジットカード現金化業者です。親切な対応が売りで、リピーターが多いのも特徴と言えるでしょう。どこを利用するか迷ったらおひさまクレジットを利用しておけば失敗は無いはずです。

換金率 振込速度 安心感 営業時間 定休日
最大98% 最短5分 やや高 24時間

(電話は9:00~20:00)

年中無休

おひさまクレジットを見る

5-4:24キャッシュ

24キャッシュ

☆☆☆☆

24キャッシュは創業7年のクレジットカード現金化業者です。24時間いつでも利用できるので、深夜、早朝、土日祝日のどの時間に申し込みをしても、最高の条件でクレジットカード現金化が可能です。

換金率 振込速度 安心感 営業時間 定休日
最大97.8% 最短5分 やや高 24時間

(電話は9:00~21:00)

年中無休

24キャッシュ

5-5:ゼロスタイル

ゼロスタイル

☆☆☆☆

ゼロスタイルはネットでも優良店と名高いネット型クレジットカード現金化業者です。換金率・振込速度・安心感の3つが総合的に優れており、迷ったらココに申し込んだらOKでしょう。

運営実績が長いのに悪い評判を聞かないのは、サービス内容が優れているからに違いありません。

換金率 振込速度 安心感 営業時間 定休日
最大99.2% 最短5分 24時間

(電話は9:00~20:00)

年中無休

ゼロスタイルを見る

まとめ

クレジットカード現金化の換金率について解説しました。

換金率と受け取れる現金の関係は、下記の式で表すことができます。

(受け取れる現金)={(カード決済金額)×(換金率)}-(手数料等)

クレジットカード現金化の実質換金率の相場は70%~85%であり、実は自分で現金化する場合とあまり変わりませんでした。しかし、手間や安全性を考えると現金化業者を使う方が良いのではないでしょうか。